本日は中州から目と鼻の先にある上川端商店街にやってまいりました。というよりはそこを通りすがりました。
通りすがった結果、ちょっとしたイベントに遭遇することになりました。
その名も川端夜祭(Kawabata Night Festival)
ザックリ説明すると、博多の伝統工芸品を紹介しつつも、商店街内の飲食店がここぞとばかりに出店を出して自店をアピールするイベントです。
く
前日から催されてはいたものの、その時は"ふーーーん"程度の感覚でしかなかったこのイベント、アルコールを摂取したおかげで異様な好奇心とともにこの催しを見て回ることにしました。
まず最初に向かったのが、大名に店舗を構える‟La javanaise”というを立ち飲み屋。
そこではホットワインという、普段はほぼ飲む機会はないであろうオシャレで渋いお酒。
熱くて渋いこのワインを飲み干すと、そこそこ酔いが回ってしまいました。
焼酎をロックで飲む私ですが、苦手なものだと酔いが回るのが早いものだと感じました。
まるでピカチュウが‟いわおとし”を急所に当たったかのようなクリティカルヒット。
ご安心ください、口からリバースするまでには至っておりません。
そのあとほろよい気分で向かったのは、タイ料理を出す店。
そこで私が買ったのは、パッタイという料理。
エスニックな料理だけあって、スパイシーなのかと思いきや最初の一口はそうでもなく、どんだけ砂糖使ってんのかっていうぐらい甘かったですね。はい、最初の一口は。
「なんだよ、あめーじゃねぇかよ」と油断しながら、容器の右下の茶色い粉末とかき混ぜて二口目になると、口から溶岩でも吹き出してるんじゃないかっていうぐらいの辛さ。
口内火山噴火警報発令です。
近くの出店で買ったラガービールで口の中を消化しながら眺めてたのが、このイベントのメインステージでもあるココ。
長い筒のようなモノを笛のように吹く謎の出し物が行われておりました。
正直、フライドポテトを頬張りながら聞いてた私はほとんど耳に入ってきませんでした。
強いて言うなら、カンガルーやら犬やらの鳴き声を、その筒状のようなもので再現するという非常にマニアックなコーナーぐらいしか覚えていません。
申し訳ありません。
謎の楽器の演奏を眺めて帰ろうとすると、今回のイベントの目的であろう伝統工芸品を紹介するコーナーがありました。
このアーケード街のど真ん中(車道でいう中央分離帯)付近で、一段高い畳に座りながら粘土のようなもので人形を作っていました。
何十年、何百年と受け継いだ技術もさることながら、この通行人があまた行き交うこの道で、もくもくと作業に勤しむ職人。いやあっぱれです。
通行人からの目線の重圧を耐える精神力、脱帽です。。。
この日を通じて、見せ物のように周りからの視線をものともしない人のように、私自身ももう少し精神力鍛えるべきだと気が付きました。